一次創作や二次創作など、創作活動をする人は大体どこかに発表していると思います。
その方法は様々で、メリットもデメリットもあります。
私は今でこそ個人サイト推進派ですが、それまでは便利さを求めて色々と手を出してみました。
評価は人それぞれだとは思いますが、ここでは私が感じたことを記しています。
どれか一つにするのではなく、組み合わせて使い分けるのもいいと思います。
創作投稿サイト
pixivの他、いくつかの創作投稿サービスを使用してみたことがあります。
とにかく多くの人に見てもらいたい人、他人の創作に刺激を受けたい人に向いています。
他人と比べて落ち込むタイプの人にはキツイです。
利点
- 作品の管理が楽
- 各種一覧や検索で人の目につきやすい
- 評価機能があるので反応を得やすい
難点
- 特にテキストはバックアップ方法を考えておく必要がある
- 他人と比較して落ち込む
- 掲載順や画面デザインを制御できない
SNS
ここではtwitterとInstagramを想定しています。
コミュニケーションをとりたい人、人間力やアイデアで勝負したい人に向いています。
創作作品だけで勝負できる環境ではありません。
利点
- 創作を起点にした交流ができる
- 創作以外の投稿も可能なのでネタ切れにならない
- 別サイトのページを案内することもできる
難点
- 作品だけの一覧管理が難しい
- 他人と比較して落ち込む
- 掲載できる内容に制限がある(一度に掲載できる画像の枚数など)
ブログサービス
amebaブログが有名です。また私はWordPress.comも試しました。
評価と自由度を両立させたい人に向いています。
ある程度の数のコンテンツが用意できないと一覧が寂しくなるのでおすすめできません。
利点
- デザインの選択ができる
- 自由に内容を掲載できる
- ブログランキングなど人目に付かせる仕組みが色々ある
難点
- そのままでは日付順に並ぶので一覧を工夫する必要がある
- SNSなどに比べれば反応が見えにくい
- 管理画面がごちゃごちゃしている
ホームページ作成サービス
WixとJimdoは一通り触りました。
とにかく一度自分のホームページを作ってみたい人に向いています。
一度操作画面を見て感覚的にわからない場合は止めておきましょう。
利点
- 用意されたテンプレートをいじるだけでカッコイイものが作れる
- 共通部分も含めて自由に変更できる
- コードなどを使わずに実際の見た目を確認しながら感覚的に作成できる
難点
- 誤操作のリカバリーも含めて操作を覚えるのがとても大変
- 大量のページ管理には向かない
- ところどころ操作への反応が遅い
レンタルサーバでの個人サイト
私は基本的にずっとこれは続けています。
自己満足で自由にやりたい人に向いています。
自分で調べる(検索する)のが苦手な人には向きません。
利点
- どこまでも自由
- 他人との比較なく籠れる
- ファイルをそのままバックアップできる
難点
- 覚えることが多い(HTML、CSS、FTP、レンタルサーバ)
- 人目に付きにくく反応もない
- 作品管理を含めて計画が必要
目を付けているその他の選択肢
創作系SNS「くるっぷ」
SNSと創作投稿サイトの機能を掛け合わせた感じです。
タグを使い分けることでSNS的な使い方もできながら、作品管理ができる機能もあります。
フォローとタイムラインはあるのですが、検索をしないとその他の投稿が出てこないし、話題になっているハッシュタグが分かったりもしないので、受動的な情報集めはできません。
note
創作投稿サイトとブログサービスを掛け合わせた感じです。
カスタマイズはできませんが、雑記も創作も一緒に投稿できます。
一次創作ならコンテンツの販売も可能なので、そういった方向を検討している人ならnoteで実績を重ねるのがいいかもしれません。