一般的な「完全一致」とGoogle広告の「完全一致」は違うって話
(公開日:)
最近「Googleデジタルワークショップ」というものを見つけ、ぼちぼち勉強しています。
オンラインで動画を見て確認問題解いて進んでいく感じのやつです。一本の動画は数分なので、少しずつ進めることができます。
そこのデジタルマーケティングのコースで、問題で引っかかった部分がありました。
動画を丁寧にしっかり聞いていればよかったのですが、偏見があると気付きにくかったです。
「完全一致」。
皆さんこの言葉にどういう意味をイメージするでしょうか。
私はオーソドックスに「全てが一致する」という意味として認識しています。というか実際にGoogleでの検索として、例えば「""」で文字を囲むとその中の文字列はそのままの文字列以外ではヒットしないものとして使っています。
ただこれ、少なくともGoogleでは違うらしいです。
Googleで「"完全一致"」と検索してみて下さい。
完全一致は、指定したキーワードと同じ意味または意図の検索語句に対して広告を表示できる、キーワードのマッチタイプです。
(Google検索結果より)
「は?」って思いませんか?
意味とか意図とか曖昧だよ、それじゃ類似一致じゃないの?
確かに、検索する側としては「"スマホカバー"」って入力したら「スマホケース」に関する質問が出てきて、それはまあ意図からは外れていないのでいいでしょう。
広告を出す側としては「意図が完全に一致」とかいう意味として、まあいいのでしょう。
ただ、言葉としての「完全一致」を求めて検索したのに、Googleが広告用語としてアレを出してはいけない気がします。ちなみにbingはちゃんとそれっぽいのが出てきますね。
あ、でも「完全一致」って検索用語と広告用語で意味が違うということなんでしょうか。Googleで検索結果に紛れている質問は広告の扱いなんでしょうか。