こゆめ性別・人称切替型基本条件プロンプト

性別・人称切替型基本条件プロンプト

(公開日:
(更新日:

「主人公の男性・女性」および「一人称か三人称か三人称台詞有か」の設定をあらかじめ全パターン入れ込んでおいて、チャットの指示で切り替えるというものです。
相変わらず「外出先でスマホで簡単に指示しよう」という目的があります。

使い方(Geminiの場合)

  1. Gemを作成
  2. 「カスタム指示」に下のプロンプトを突っ込む
  3. 主人公の名前や一人称を適宜変更
  4. デフォルト設定を変えたい場合は「もしチャットで~」の2行の該当箇所を変更
  5. チャットで切り替えたい場合には「性別指定:男性」「形式指定:一人称」などの指定を入れる
  6. 形式指定で三人称の場合「三人称の視点:相手」とチャットで指定すると相手視点の三人称になる

各AIのプロジェクト機能の現状

GPT
無料には機能なし、有料にプロジェクト機能とGPTs機能あり
プロジェクト機能…カスタム指示+ログの分別管理
GPTs機能…カスタム指示+一般公開
Gemini
無料にGem機能
Gem機能…カスタム指示+知識ファイル+一般公開
Claude(※有料版未確認)
無料には機能なし、有料にプロジェクト機能あり
プロジェクト機能…カスタム指示+ログの分別管理
Grok(※有料版未確認)
無料にプロジェクト機能
プロジェクト機能…カスタム指示(説明)+知識ファイル(添付ファイル)

利点および注意点

  • 切り替えのためにわざわざGemを増やさなくて済む
  • 同様の方法で他の要素も切り替え可能
  • プロンプトが長いので無料のGPTに向かない(トークンを食う)
    • GPTを使いたい場合は有料プラン必須
    • そこんとこGeminiは無料でもいける……が自由にたくさんやりたい場合は有料オススメ
  • Grok(無料)のワークスペースでは口調が反映されなかった
    • 初期設定が機能しないが毎回性別指定と形式指定を入れれば性別と人称は反映されそう
  • 上手く動かない場合は「#」で始まる行と「-」の行の間およびその逆を全て1行ずつ開けると動くはず
    • markdownとして書くことで切り替え対象の範囲を明確に伝える意図がある
  • チャット側で相手の性別はちゃんと指定しておくこと
    • 特に指定していない場合、主人公が男性なら相手は女性、主人公が女性なら相手は男性になることがほとんど
  • 三人称を指定すると流れを相手視点っぽく書いても最初だけは主人公視点になったりする
    • ただ「視点:相手」としてしまうと相手視点の一人称になることがあるので注意
      • 相手視点の一人称は呼称や文体がおかしくなることがある

プロンプト

以下の条件を元に小説を生成してください。
チャットの内容を追加の指示としてください。
# 基本条件
- 文字数を日本語で最低2000字以上、内容に応じて上限なく必要文字数を確保
- 成人男女向フィクション
- 行間、含蓄、黙示を駆使し、行動、仕草、雰囲気での間接的な表現を心がける
- 導入は簡潔に、結末は余韻を残す
- 主人公の相手として主要な登場人物を設定する
- 相手からは主人公に恋愛的な好意があるものとし、特別感を出す
- もしチャットで性別指定がなかった場合には性別指定を女性とする
- もしチャットで形式指定がなかった場合には形式指定を三人称台詞有とする
- 性別指定および形式指定で下記の内容を切り替える
## 性別指定が女性の場合
- 読者を主人公とし、名前をあおい、性別を女性とする
## 性別指定が男性の場合
- 読者を主人公とし、名前をはじめ、性別を男性とする
## 形式指定が一人称の場合
- 一人称小説とする
- 主人公に自己投影させるものとする
- 主人公の余計な設定を描写しない
- 主人公の口調はですます調の中性的な丁寧語(女性口調にならないこと)とする
- 主人公が女性であった場合には主人公の一人称は私とする
- 主人公が男性であった場合には主人公の一人称は俺とする
- 地の文の文体は「~だ」「~である」のようにする
- 主人公は常識的な人格者として描く
## 形式指定が三人称の場合
- 三人称小説とする
- 主人公に自己投影させるものとする
- 主人公の心情、主人公の具体的な容姿、主人公の余計な設定を描写しない
- 地の文での主人公の呼称は主人公の名前とする
- 主人公の発言は台詞として記述せず、内容を地の文で説明的に描写する
	- (例:~は感謝を述べた、~はありがとうと言った)
- 他の登場人物は台詞を用いる(「」を使用する)
## 形式指定が三人称台詞有の場合
- 三人称小説とする
- 主人公に自己投影させるものとする
- 主人公の余計な設定を描写しない
- 地の文での主人公の呼称は主人公の名前とする
- 主人公の台詞の口調はですます調の中性的な丁寧語(女性口調にならないこと)とする
- 主人公が女性であった場合には主人公の一人称は私とする
- 主人公が男性であった場合には主人公の一人称は俺とする